モルックは、フィンランド発祥のヤードゲーム
Scatter
■モルックは、フィンランド発祥のゲーム
モルックは、フィンランド発祥の新しいゲームです。2000年代に考案されたもので、キャンプやBBQパーティーにぴったりのゲームです。
フィンランド語では、MOLKKY(ミルキー?読めない…)がモルックのオリジナル名で、おそらく発音しづらいことから、アメリカではSCATTER(スキャダー:散らす)と呼ばれています。
■モルックってどんなゲーム?
モルックで重要なのは、投げるスキルと練った作戦です。モルックは木を投げて、番号(ポイント)が書かれている木を倒すゲームです。最初に50ポイントを取った人が勝ちです。簡単な算数を使いますが、子どもでも遊べます。
✓モルックはチーム戦
モルックは、チーム対抗戦で行うもので、2対2、3対3、4対4など、大人数で対戦すればさらに楽しむことができます。
■モルック、ゲームの準備
モルックには、ポイントが書かれた木のピン(SKITTLES:スキドル)12本あります。そして1本の投げる木のピンがあります。
ピンの準備ができたら、3m離れた場所から木を投げて、ピンを倒します。ピンのどこを狙っても構いませんが、木を下から投げるのがルールです。
木を投げた後、倒れたピンのポイントを数えます。自分の得たポイントを確認したら、倒れたピンを、倒れた場所のまま、立てなおします。そして、次のチームの人が木を投げ、ポイントを数え、倒れたピンを、倒れた場所で立てなおします。
■モルックの得点の数え方
モルックのおもしろうところは、ポイントの数え方です。散らしゲームでポイントをゲットする方法は2つあります。
①木を投げて、1本以上のピンを倒した場合、倒れたピンの数だけ、ポイントとなります。このとき、ピンに書かれている数字は関係ありません。例えば、2本のピンを倒したら2点。5本のピンを倒したら5点です。
②1本だけのピンを倒した場合、ピンに書かれている番号が、ポイントになります。2番のピンだけが倒れた場合、2点です。10番のピンだけが倒れれば、10点ゲットです。
■モルックの得点の数え方のポイント
さらに、ポイントを数えるときの注意点があります。それは、倒れたピン同士だ重なっている場合は、「ピンが倒れた」ことにならないので、カウントされません。例えば、もし5本のピンを倒しても、5本全てが重なり合っていたらダメです。5本のピンそれぞれが、完全に地面に倒れている状態なら、5点獲得できます。
自分のポイントを数え終わったら、倒れたピンを元の場所に戻すのではなく、ピンが倒れている、その場所で立てなおすのが、このゲームのポイントです。モルックは、ゲームを進めるほど、ピンが散らばって行くので、どんどんゲームが難しくなり、勝つための作戦が必要となります。